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【有馬記念】距離問題なし!アンライ復活祭

今年の皐月賞馬アンライバルドが、新たにコンビを組むミルコ・デムーロ騎手を背に栗東CWコースで有馬記念の1週前追い切りを行った。単走で一杯に追われ、6ハロン79秒8、終い12秒8をマーク。アンライの父ネオユニヴァースで03年の皐月賞&ダービーを優勝しているデムーロは、「距離は問題ない。相手が問題だね」とライバルに目を光らせつつ上位進出を狙う。

 皐月賞馬アンライバルドが、父ネオユニヴァースを2冠(03年皐月賞&ダービー)に導いたデムーロ騎手を背に落ち着き十分な走りを披露した。

 折り合い面に課題を抱えるアンライにとって、コンビが決定しながら騎乗停止となったスミヨンから乗り替わるデムーロとの追い切りは、重要な意味を持つ。不安はすぐ一蹴された。CWコースを単走でゆったり進み、向こう正面半ばで徐々に加速。直線ではビッシリ追われ、6ハロン79秒8-64秒6-51秒0-38秒1-12秒8を一杯に追われてマーク。人馬の息はぴたりと合っていた。

 「馬はリラックスしていたし、ベリーグッド! 気性面はネオ(ユニヴァアース)に似ている」。父の背中を知るイタリアのトップ騎手は、産駒の良さも短時間で感じ取った。「中山は皐月賞を2勝(03年ネオユニヴァース、04年ダイワメジャー)しているし、いいイメージがある。(アンライは)長い距離でいい馬だと思うから距離は問題ない。問題は相手。みんないい状態で出走してきそうだから」と研究熱心な一面を見せる。

 友道調教師は「先週は放牧から戻って1週間も経過していなかったので、少しカリカリしていた。きょうはスムーズな走りだった。落ち着きを取り戻したのでしょう」と納得の表情だ。皐月賞優勝後の3戦は結果を出せていないだけに、年末GPにかける陣営の意気込みも相当だ。

 「中山は2戦2勝。小回りでコーナーが多く、そこで息が入るので走りやすい。あとはデムーロに任せるだけ」と友道師はスプリングS&皐月賞を制覇した舞台での巻き返しを信じる。デムーロも中山は好印象を持っている。年末の総決算レースで、強い皐月賞馬がきっと帰ってくる。

スティーラーズSクラーク、あまりに厳しい批判に反論

昨季王者ピッツバーグ・スティーラーズのマイク・トムリンHCは5連敗を喫したことで、選手たちが怒りを覚えていると発言。そんな中、セイフティ(S)ライアン・クラークは、激しい取材と過度に批判するファンについて、現在の気持ちを明かした。

 クラークは、ファンがすべての試合に向けてどれほど頑張っているか理解していないのは悲しいと語った。また、すべてのファンのためにプレイするつもりはないと述べている。そして、スーパーボウルを合計6度制したチームは高い水準が求められているとコメント。「イーグルス戦でディフェンスがビッグプレイを許したとき、彼らの地元メディアは、自分たちのときほど批判していなかった」と話した。

 なお、クラークは5連敗やファンの反応について、落ち込んでいないと主張。ファンから送られた厳しい批判の手紙をチームの掲示板に貼り付けた。だが、この手紙は広報に取り外されている。

松井秀、背番号55は「こだわらない」

【ロサンゼルス(米カリフォルニア州)14日(日本時間15日)】米大リーグのヤンキースからフリーエージェント(FA)になっていた松井秀喜外野手(35)が、イチロー外野手(36)が所属するマリナーズと同じア・リーグ西地区のエンゼルスへ移籍することになった。

 エ軍の背番号55は現在、ショーン・オサリバン投手(22)がつけている。今年6月にメジャーデビューを果たした期待の若手右腕だが大リーグ通算4勝2敗、防御率5.92と目立った数字はない。エ軍は譲渡させる方針だが、松井秀は以前から「だれかがつけている背番号を譲ってもらってまでは55にこだわらない」と話している。エ軍移籍で心機一転、新しい背番号を選ぶ可能性もある。

岡田監督、イエメン戦で原石探す!横浜M・渡辺&鹿島・大迫呼ぶ!

来年1月6日に予定されるアジア杯予選、イエメン戦(イエメン)の日本代表メンバーにFW渡辺千真(23)=横浜M=、FW大迫勇也(19)=鹿島=ら若手選手が招集される見通しとなったことが14日、分かった。日本サッカー協会関係者が明かしたもので、すでにクラブ側にも打診したという。チーム構成に関して二転三転したが、岡田武史監督(53)は最終的に南アフリカW杯への新戦力発掘の場とし、若手中心で臨むことを決断した模様で、年明け早々にサバイバル競争が始まる。

 二転三転したイエメン戦の代表メンバーがようやく固まった。日本協会関係者によると、1月6日開催という厳しい日程が影響し、一時はU―20(20歳以下)代表で臨むプランが浮上していたが、ここにきて岡田監督が南アフリカW杯に向けて実際に試したい若手選手の招集を要望したことが判明。横浜MのFW渡辺や鹿島のFW大迫ら若手選手がリストアップされた。メンバーは今週中に発表予定で、合宿は元日から開始する見通しとなった。

 狙いは本大会に向けた新戦力の発掘だ。W杯メンバーについてはすでに23人前後の第1グループが出来上がっているが、今回はその次のグループに位置する若手選手を招集し、実戦で起用することが目的。岡田監督は1998年フランスW杯直前にも当時、18歳だったMF小野伸二や17歳のDF市川大祐ら若手選手を積極的に招集し、小野に関しては本大会メンバーにも登録。今回も将来性があり、戦力的に計算できる若手選手を探し出すつもりだ。

 大卒新人ながらリーグ13得点を記録した渡辺は、元日本代表FW城彰二が市原(現千葉)時代に記録した12点の新人得点記録を更新し、今季の新人王を獲得。ゴールも右足、左足、頭とバランスよく取っており、ミドルレンジからも狙える。高卒ルーキーの大迫も19歳とは思えない非凡な才能を秘め、リーグ3連覇を達成した鹿島で22試合に出場し、3得点。いずれも代表初招集となる注目の存在だ。

 今季、クラブと代表の過密日程をこなした主力を休ませる一方で、年明けから若手が本大会へのメンバー入りをかけ、サバイバル競争を繰り広げる岡田ジャパン。アジア杯予選でもあるイエメン戦は結果も求められる試合で、難しい状況の中でも、多くの収穫を持ち帰りたいところだ。

“生涯ヤクルト”石川に4年8億6000万円提示へ

 ヤクルトが石川雅規投手(29)に今月下旬に行われる契約更改交渉で4年総額8億6000万円の長期契約を提示することが13日、分かった。来年4月に国内フリーエージェント(FA)を取得する見込みの左腕に対し、球団側は投手では球団史上最長の年数で引き留める。石川も複数年契約に応じる構えで“生涯ヤクルト”を誓った。

 エースに最大限の誠意を見せる。既に下交渉で4年契約を提示。球団幹部は「先発ローテーションを入団した時から守り続け、安定した成績を残してきたことを評価した」と説明した。投手では石井一、館山の3年を超える球団最長。野手を含めてもチームの新旧の顔というべき古田、宮本の5年に次ぐ長期契約だ。年俸も今季の1億5500万円から3000万円増の1億8500万円プラス出来高を提示したとみられ、総額では8億円6000万円となる。

 在籍8年間で7度の2ケタ勝利をマーク。今季は自己最多の13勝を挙げ、チーム初のCS進出に貢献した。この日は神宮室内練習場で行われたミズノ主催の少年野球教室に参加し「ヤクルトでずっとやりたいし、ありがたい話」とFA権を行使せずに骨をうずめる覚悟を示した。「プロは一年一年が勝負」と成績次第で増減する変動制にするか、2年で契約を見直すかは試行錯誤中。石川は長期契約に甘えることなく、エースとして神宮のマウンドに立ち続ける。

世界の新型インフル死者、9千人突破

【ジュネーブ=平本秀樹】世界保健機関(WHO)は11日、世界の新型インフルエンザによる死者数が6日時点で9596人となり、前回集計(11月29日)から1週間で828人増えたと発表した。

 地域別では、北米・中南米が6131人(1週間で253人増)、欧州1242人(324人増)、日本を含む西太平洋地域848人(142人増)、東南アジア814人(48人増)など。

 この1週間で、WHOに初の感染例確認を報告した国・地域は北朝鮮のみだった。

ボンズ引退と代理人 2年間所属チームなし

【ニューヨーク共同】米紙サンフランシスコ・クロニクル(電子版)は10日、通算762本塁打の大リーグ最多記録を持つバリー・ボンズ外野手の代理人ジェフ・ボリス氏が「現役は困難」との見方を持っていると伝えた。ボンズは薬物使用に関する偽証などで起訴されている。
 45歳のボンズは引退を表明していないが、最後にプレーしたのは2007年で、ボリス氏は「08、09年と仕事を探せなかった。もう(契約する球団を見つけるのは)ほとんど不可能。偉大な経歴なのに不運な終わり方だ」と語った。07年もナ・リーグ最高の出塁率4割8分を記録していたボンズについて「もし出塁率が4割を切るまで続けるなら56歳までできただろう」と話していた。

内川「単年で勝負」来季FAに含み…横浜

横浜の内川聖一内野手(27)が9日、横浜市内の球団事務所で代理人とともに契約交渉に臨み、6500万円増の1億5000万円プラス出来高と見られる条件を保留した。順調なら来季中に国内移籍が可能なフリーエージェント(FA)権を取得する見込みで、球団からは複数年契約も提示されたが、あえて単年契約を選ぶ意向を示した。

 内川は「(複数年契約は)僕自身が守りに入る言い訳にしてしまいそう」とした上で、FAについて「来年も結果を残して、やっぱりチームに必要だと引き留められたい」と行使の可能性に含みを持たせた。

 2年連続首位打者は惜しくも逃したが、今季もセ・リーグ2位の打率3割1分8厘をマーク。今年3月のWBCでも存在感を見せつけるなど球界を代表する打者に成長した。「1回の野球人生ですから、(FAに関しては)その場になってみないと分からない。それくらい(選択の)幅を持てる選手になりたい」とあらゆる可能性を視野に考えていくつもりだ。

 下交渉では意外なほど低い評価に不満を覚えたというが、今回は球団側が大きく歩み寄り、金額面ではほぼ合意に達している模様。今後は球団施設改善の要望や細かい出来高の条件を詰めていく予定で、24日の次回交渉ではサインする見込みだ。

鶴岡、ダルに課題「クイック直せ」…日本ハム

日本ハムの鶴岡慎也捕手(28)がエース・ダルビッシュのクイックモーションに注文をつけた。8日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1300万円アップの4500万円でサイン。その後、「あれだけ走られたら考えるでしょう。僕からも言っておきたいですね」と今季2人がバッテリーを組んだ時、21度盗塁を試みられ4度(阻止率1割9分0厘)しか刺せなかった点を指摘した。

 来季の日本一へ課題を掲げた。今季パ・リーグ6捕手中5番目、2割3分8厘と不本意な数字に終わった盗塁阻止率について、「そこだけは上げないとまずい。ピッチャーと協力しながらやっていきたい」。自らの送球向上とともに、エースにもけん制を含むクイックについて改良を求める考えだ。

 ダルビッシュは盗塁を許しても、そこから“本気”を出し、得点を許さないパターンも多かった。しかし、来季は正捕手の言葉に耳を傾け、盗塁さえも許さないパーフェクトな投球を目指すことになる。

 鶴岡は今季、自己最多の122試合に出場。規定打席にこそ達しなかったが、ゴールデングラブ賞を受賞するなどプロ7年目で最高のシーズンを過ごした。しかし、いつまでも浮かれてはいない。「シリーズで悔しい思いをした。5戦目の亀井と阿部さんのホームランは絶対忘れることのできない衝撃。ああいうことのないように」。経験を糧に、来季こそ最後に笑ってみせる。

架空ユーザーからの友達リクエストに多数反応、Sophosが実験

ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で知らない相手から届いた友達リクエストに応えてしまうユーザーがあまりに多いと、セキュリティ企業の英Sophosが警鐘を鳴らしている。

 Sophosではユーザーの反応を調べる目的で、米大手SNSのFacebookに架空のユーザーアカウントを作成。「デイジー・フェレティン・21歳」にはアヒルの玩具の写真を、「ディネッティ・ストーニリー・56歳」には2匹の猫の写真を添えて登録し、Facebookユーザーの中からそれぞれ同じ年齢層の100人ずつを無作為に選んで友達になりたいとリクエストを送った。

 その結果、2週間で合計95人の友達ができてしまい、頼んでもいないのに友達になった相手も8人いたという。Sophosでは2年前にも同様の実験を行ったが、今回の方が成功率は高かったとしている。

 友達になったユーザーのうち、20代の89%、50代の57%が生年月日を公開していたほか、友人や家族の個人情報を公開していたユーザーも20代の約半数、50代の約3分の1に上ったという。

 こうした手口を使えばSNSのユーザーをだまして簡単に個人情報を収集し、犯罪目的で利用できてしまうとSophosは警告。成りすましの被害に遭わないためにも、(1)無分別に友達を受け入れない、(2)SNSのプライバシーシステムを熟知し、最初は制限付きの設定を選ぶ、(3)SNSでいったん公開してしまった情報は、検索対象となってネットに広まり削除できなくなることもあると認識しておく――といった注意が必要だと呼び掛けている。
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