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中国でニンニク高騰、「新型」で投機マネー

 【北京=佐伯聡士】中国で、感染が拡大する新型インフルエンザ予防に効果があるとして、ニンニクやトウガラシの価格が相次いで高騰している。

 需要増を見込んだ投機マネーの流入が原因とみられる。

 中国紙によると、「殺菌作用がある」とまず値上がりしたのはニンニク。11月ごろから北京や浙江省杭州などで軒並み値上がりし、一部地域では前年比20~40倍に跳ね上がったという。ニンニクでたっぷり稼いだ投機筋は、今度はそのカネをトウガラシに投入。最近は一部の地域でトウガラシの値が昨年の1キロ当たり7元(約90円)から30元(約390円)に高騰。北京の卸売市場でも2~3倍の値上がりだという。

 関係者は、値上がりは来年2月の旧正月まで続くとみている。

遺体の髪切り、足縛る=殺害、乱暴の経緯解明へ-市橋容疑者を送検・千葉県警

千葉県市川市のマンションで2007年3月、英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=が殺害された事件で、リンゼイさんは髪を切られ、足を園芸用のひもで縛られていたことが4日、捜査関係者への取材で分かった。県警行徳署捜査本部は同日、殺人などの容疑で再逮捕した市橋達也容疑者(30)を送検、殺害や乱暴の経緯解明を急いでいる。
 市橋容疑者を乗せたとみられる車は、午前8時半ごろ拘置施設がある千葉刑務所を出た。後部座席のカーテンは閉じられ、姿は見えなかった。捜査本部によると、同容疑者は黙秘を続けているという。 

北陸新幹線:「話し合いの場、失われた」 3県批判に知事反発 /新潟

北陸新幹線の建設負担金支払いを県が拒否している問題で、泉田裕彦知事は国や沿線他県との溝を深め、孤立感を強めている。1日に東京都内で行われた富山、石川、長野の3県知事との会談に、本県関係者は欠席。3県知事は県の対応を批判する緊急共同声明を出したが、泉田知事は2日、「代理の出席が拒否され、話し合いの場が失われたのは大変遺憾」と反発した。建設費増額分の内訳の解明など本質的な議論からは脱線したところでの非難の応酬が激しさを増している。【岡田英、小川直樹】
 1日の会談は富山県の石川隆一知事が呼びかけたが、泉田知事は「日程調整がつかない」と欠席。県は交通政策局長の代理出席を打診したが、認められなかった。会談は14年度開業に向けた財源確保や並行在来線問題などを協議、前原誠司国土交通相に要望を伝えた。
 会談では、泉田知事が主張している上越駅(仮称)などへの全列車停車についてのプロジェクトチーム(PT)設置検討も提案され、配慮もみられた。しかし、石川県の谷本正憲知事は「どういう理由で出席しなかったのか残念。開業が遅れると(金沢駅前などの)街づくりが頓挫し、民間が損害を被る」と強い懸念を示した。
 一方、泉田知事は2日、「一方的な形で日程設定がなされた」として、富山県知事らの対応を批判。前原国交相や3県知事が開業遅れの懸念を表明していることについて「遅れないように(国が)きちんと対応していただければいい。(10月9日の追加工事認可を)早く元に戻して正常な状態でスタートして、間に合わせるようにするのが筋」と主張した。全列車停車に関するPTの検討についても「自治体の負担に対する利益をどうするかという観点が抜けている」と批判した。
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